書評

『活字印刷の文化史』について

この本が出たのはゴールデン・ウィークの頃ですから、もう3ヵ月を過ぎますか。本来であれば共著者の一人として、本書を紹介し、広く勧めるべきところでした。 活字印刷の文化史作者: 張秀民,大内田貞郎,豊島正之,鈴木広光,小宮山博史,宮坂弥代生,佐賀一郎,劉…

『津波:アンダマンの涙』が本屋さんで買えるようになりました

絵文字の原稿は、日曜早朝に送ったので、少し直さないといけないけどたぶん数日すれば掲載されるのではないでしょうか。で、この原稿で更新が滞っているうちに、先日お知らせした『津波:アンダマンの涙』が発売になりました。アマゾンでも買えちゃいます。…

『津波:アンダマンの涙』という本を編集しました

ほぼ3年がかりで、ようやく発売に漕ぎ着けました。拾ってくれたのは、めこんという出版社です。ぼくが持ち込んだだけでも6社くらいに断られました。それをよくこんな地味な本を出してくださいました。桑原社長には足を向けて寝られません。この本の仕事は、…

映画『TOKKO-特攻-』をみて

小熊さんはこの作品を反戦映画としてより、むしろ「理解不能なものを理解しようとする道程を描いた映画」として見たのだという。ほほう、それは面白そうだ。すこし時間があったので、さっそく見てきました。

金谷治先生が亡くなった

新聞を眺めていたら、ふと死亡欄に目が止まった。金谷治先生の名前があった。先生などと言ってみたけど面識はない。だけどそうでも言わないと落ち着かない。ご存知の方も多いだろう、中国思想史上の数多くの古典を訳された人として、つとに有名な方だ。東北…

アンダマンで何がおこったか?

僕も元日のウィーン・フィルのコンサートは、毎年楽しみにしているくちだ。去年は楽しめなかったラデツキー行進曲も、今年はちゃんと聞けたし。あれ、そういえば去年はなんでやらかったのだっけ?

戦争の法作者: 佐藤亜紀出版社/メーカー: ブッキング発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (32件) を見る このブッキングという出版社は、「復刊ドットコム」というサイトを運営していることで知られる。こいつがなかなか侮…

THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ作者: 矢作俊彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/09/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (46件) を見る矢作俊彦は好きな作家だ。はじめて読んだのは光文社版の「マイク・ハマーへの…

本日買った本

THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ作者: 矢作俊彦出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/09/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (46件) を見るカバーイラストを描いた人の名前がどうしても見つけられない。わざとだろうか…