シフトJISを発明したのは誰か?

今はマイクロソフトを退社された古川享さんが、精力的にブログを更新しておられる。あるコメントに僕が「古川さんはシフトJISの発祥についてごぞんじありませんか」と質問を書いたところ、ありがたいことに詳細なご返答をいただいた。


http://spaces.msn.com/members/furukawablog/Blog/cns!1pmWgsL289nm7Shn7cS0jHzA!2225.entry#comment


うーん、うまくクリッカブルにならないなあ(おしえて!はてな)。上記文字列をコピペして読んでください。


中で僕がつまらない勇み足をしていたりして恥ずかしいのだが、ともあれ、これは非常に貴重な証言なのではないかと思う。シフトJISのあの巧妙なマッピングを考案したのは、アスキーの山下良蔵さんであるようだ。ググってみると山下さんは少なくとも2002年まではアスキーに在籍しておられる様子。


証言の中にある〈当時のマイクロソフトの本社(シアトルのNorthupにあった今のキャンバスではない前の本社ビルの廊下に256x256の升目と紙に切り抜いたブロックを紙片をずらしながら紙と鋏でマッピングの配置を山下さんが考え、それに対する助言をアスキーの西さんや、古川が求められた記憶があります。〉というのが、モノゴトの産み出される瞬間を彷彿させてくれるじゃありませんか。なんたって、紙とハサミですよ! わくわくするような話です。


他にも1980年代初頭、パソコン黎明期の手に汗握る製品争いがかいま見られたりして、とてもエキサイティング。せひ多くの方々に読まれることをおすすめいたします。