とっても残念――NHKクローズアップ現代

さきほど放映が終わったところですが、すぐ出かけなければならないので手短に。

とても期待していたのですが、一言でいって非常に残念な出来だったと思います。見ている最中に奥さんが話しかけてきたので、きちんと見ていないところもあるのですが、もしかしたら印刷字体という概念を抜きにして番組が構成されていなかったでしょうか? 「衣」の4画目の撥ねを分けるのは明朝体(印刷字体)特有の表現ですし、一点と二点のしんにょう(謎)を楷書同士で比較するというのは、よけい話を分かりづらくするだけと思います。

放映が終わった後、歌謡番組の予告で、楷書のソ形の「絆」がで出てきたので、思わず笑ってしまいました。こういう実態をきちんと説明すればいいのになあ。