図書館巡りの日々

昨日はあちらの図書館、今日はこちらの図書館という証拠固めの日々。どんなに遅れても1ヵ月以内には原稿を公開したい(ここで1週間と言えないところがなあ……)。それにしても駒澤大学図書館はすばらしい。


NACSIS Webcatなどのインターネット上の蔵書検索が当たり前になって久しいけれど、アカデミズム外の者にとっては所詮画餅でありまして、だって入れてくれないんだもん。自転車で行ける近所の成城大学など、「そちらに架蔵の××を閲覧したいのですが」と電話したら、にべもないとはこのことかと思い知らされました。憾みは深いですよ。あんな大学、近くにあってもうざいだけでございます。

ところが駒澤大学図書館は学外者であっても変わりなく閲覧、複写できるんですね。もう本気で泣きそうになりました。1セット数十万円する『甲骨文合集』全13巻なんて大冊を冊数を気にせず借りられて、しかも1枚10円で複写し放題。それも自分で複写できるんですよ! 都立中央とか国会とかの抑圧的な施設に馴らされた身には拝みたくなる。まあPC使用可能な閲覧室が利用できなかったりの制限はありますが、それを上回るメリットがある。おすすめです。

明日は都立中央で『甲骨文編』を閲覧の予定。本当にあるのかなあ……。