すいません、忙しくて

どうも皆様、いろいろコメントいただきありがとうございます。とくに6月14日のエントリでは山本さんが長文のコメントを寄せていただき恐縮です。

先週末くらいから津波が押し寄せてきたようで、どうにも書き込むひまがない。明日も6時半に起きてロングドライブです。なかなかご返事できずに申し訳ありません。


常用漢字表の見直しについては、これから百家争鳴状態になるんでしょうね。山本さんご指摘のように、国家が言語について制限、ないしはガイドラインを示そうとすること自体に無理があるのは事実と思います。ただ、一方で当用漢字表による制限や新字体の導入が、国民の間で識字率の向上や、共通語彙の定着をうながしたことも、また確かなことではないでしょうか。

光あれば影があるのはこの世の習い、メリットがあれば必ずデメリットも生じます。要は両者のバランスが大事。つまり、常用漢字表を撤廃とか、あるいはかつての当用漢字表のような制限主義に戻すとか、そういう極端な選択肢はもはや現実的ではないと思います。

そういう意味ではいえば。現在の「一般の社会生活において現代の国語を書き表すための漢字使用の目安」というのは、なかなかいい落とし所だと思います。これを見直すにあたり、変な方向に行かないよう、しっかり見守っていきたいというのが、現在のぼくのスタンスであります。