カバー周りの初校を戻した

本当はここでカバー初校の画像を出したいのだけれど、指定通りに刷られてなかったので、後のお楽しみということにしましょう。なんであんなに大きなところを刷り忘れるんだ。それにしても、「指定通りに刷りますから、これで校了に」とはどういう言い草なのでしょう。謎です。なんのための校正だっつーの。



それともう一つ。前に単行本に関わったのは、すぐに思い出せないくらい前のことなんだけど、今は青焼きは必ず切って出校する決まりになっているのでしょうか? いや、切るのはかまわないけど、切らないものも出してくれないと困りませんか? 「普通は全部切って出します」だって。いつからそんなことになったんだ。

切らないままなら、トンボに赤線を引くだけで指定通りに原稿が張り込まれていることがチェックできる。でも、見開き毎に切られたら、読むのには便利でも、デザインのチェックはやたら面倒になる。いちいちページ毎に定規を当てていかないといけない。というより、つまりこれはチェックしないでいいってこと!? いつの間にこんなに退廃しちゃったんだろう。それともここの出版社と印刷会社だけ?

僕が非常識なのかなあ? ちょっと前は当たり前だったことが、どんどん当たり前じゃなくなっているようだ。こうして人はジジイになるのかな。そういえば、束見本も何度か請求したにもかかわらず、間際になって数字が伝えられてきただけだった。自分で計った訳じゃないので、本当に信用できる数値なのか、いまひとつ不安だ。