何種類もある「旧字体」(2)

さて、「戦前の人たちはどのような字体で書いていたのか」ということについて考えているわけですが、なかなか「戦前の人たち」のところまで行かず、それ以前のところで立ち止まっています。前回は江守賢治さんの著作に従って、その説をご紹介しました。そこで問題なのは、我々は江守説をどこまで信じてよいのかということです。

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